不安でたまらない|谷塚こころのクリニック|草加市谷塚の心療内科・精神科

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不安でたまらない

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不安でたまらない

不安でたまらない

目の前の生活上の課題だけではなく、自身や家族の将来や漠然としたこの先の人生について、急に不安になったり、心配したり、緊張したりすることはありませんか?

動悸・息苦しさがある

言いようのない不安に襲われる。なんだか怖い。気が狂いそう。胸が苦しい。すごく緊張してしまう。様々な不安に襲われることはありませんか?
日々のストレスからこうした不安を抱き、日常生活に支障をきたしてしまうものが不安障害です。ただし、不安障害と言っても不安な気持ちだけが問題とは限りません。

パニック障害(PD)

生きていく上で、ほどほどの不安を感じることは、自分を守るためにとても大切です。しかし、その不安が過度になると、日常生活に支障をきたすようになります。過度の不安を感じるようになった状態を「不安障害」と呼びます。不安障害のなかでも代表的なのが「パニック障害」です。

突然理由もなく、動悸やめまい、発汗、窒息感、吐き気、手足の震えといった発作を起こし、そのために生活に支障が出ている状態をパニック障害といいます。
このパニック発作は死んでしまうのではないかと思うほど強く、自分ではコントロールできないと感じます。そのため、また発作が起きたらどうしようかと不安になり(予期不安)、発作が起きやすい場所や状況を避けるようになります。
最初に発作が起きる原因には、過労やストレスなどが関係していると考えられています。その後、再発することへの強い不安(予期不安)によって発作が起こる場合もあります。
このパニック障害の治療では、抗うつ薬や抗不安薬による薬物療法とあわせて、少しずつ苦手なことに挑戦し、慣れていく心理療法が行われることがあります。貧血や甲状腺機能障害、循環器系の疾患との鑑別も重要となります。

不安障害(パニック障害)の主な症状

  • 急に強い不安感に襲われる
  • 発作的に呼吸困難感や動悸などが起こることがあり、その後も同様の発作を恐れて行動範囲が狭まる
  • 特定の状況で恐怖を感じる

全般性不安障害(GAD)

あまり聞き慣れない病名かも知れませんが、米国では生涯有病率が5.1%、つまり約20人に1人が一生のうちに一度以上この病気に罹っている、珍しくない疾患です。

誰もが感じる正常な不安は、はっきりした理由があってその間だけ続きますが、全般性不安障害の場合は、特殊な状況に限定されない、多数のことへの制御不能で過剰な不安と心配(予期憂慮)、理由の定まらない不安(浮動不安)が長時間続き、ついには日常生活にも支障をきたすようになります。
原因は明らかではありませんが、遺伝的要因や性格傾向、現在のストレス状態や自律神経の障害などが発症の影響だと言われています。
治療として、抗不安薬や抗うつ薬、心理療法などが用いられます。

全般性不安障害の主な症状

  • そわそわと落ち着かない、緊張してしまう、過敏になってしまう
  • 疲れやすい
  • 倦怠感
  • めまい、ふらつき感
  • 集中できない、心が空白になってしまう
  • 刺激に対して過敏に反応してしまう
  • 頭痛や肩こりなど筋肉が緊張している
  • 眠れないまたは熟睡した感じがしない
  • 緊張している、動悸がする、手が震える、肩が凝る、頭痛がする

強迫性障害(OCD)

強迫性障害は、自分でも無意味、不合理であるとわかっていながら、何度も同じ確認などを繰り返してしまう状態です。例えば、不潔に思い過剰に長時間手を洗う、戸締りなどを何度も確認せずにはいられないといった症状がみられます。
「考えずにはいられない」「せずにはいられない」ことで、つらい思いや不便を感じるときにはご相談ください。不潔恐怖に伴った洗浄強迫や、他の疾患と関連してみられることもあり、治療法としては、心理療法(認知行動療法)や抗うつ薬を用いた薬物療法があります。

社交(社会)不安障害(SAD)

10代半ばでの発症が多く、人の注目が集まる場面での発言や発表において、「非常に恥ずかしい思いをするだろう」「その自分の姿が周囲を不愉快にさせるだろう」と強い不安と恐怖を覚え、そのような場面を回避し、社会生活や他者との関係に支障が生じます。治療として、抗不安薬や抗うつ薬、心理療法などが用いられます。

社交(社会)不安障害(SAD)の主な症状

  • 人前で極端に緊張してしまう